主に紫外線によりでき、境界のはっきりした数mmから数十mmの丸い色素斑のことが多いです。
紫外線により皮膚のビタミンAやその他の抗酸化作用を持つビタミンが壊され、皮膚の老化(酸化)がすすみます。しみの予防として、紫外線対策、抗酸化ビタミン豊富な食事、ストレスのない生活は、基本です。さらに、皮膚に常に抗酸化ビタミンを補給しておかねばなりません。そこで、すべての肌質に、抗酸化ビタミンを最適なバランスで配合した基礎化粧品エンビロンによるホームケアをおすすめします。目立つ孤立したシミだけの治療を希望の方は、レーザーをおすすめします。境界のはっきりしないシミ、同じようなシミが多数散らばっているような方にはフォトRF(オーロラ)、肝斑と老斑の混在している方には、レーザートーニングをおすすめします。
そばかす遺伝性で、10代の頃からでき、鼻の周囲に散らばるようにできます。色白の人に多いです。 フォトRF(オーロラ)が効果的で、個人差はありますが、早ければ1,2回でカサブタとなりとれていきます。
ニキビ痕や、傷跡などがシミになって残ったものです。炎症後色素沈着は、通常は皮膚のターンオーバーによって薄くなっていくものですが、強い紫外線にさらされている私たち沖縄県民はそのままシミとなってしまうことが多く、根気強いケアが必要です。エンビロンホームケアを早めに始めることはもちろんですが,フォトRF(オーロラ)を定期的に行うこともおすすめです。
老斑が、さらにイボのようにもりあがってきたものです。
治療には、炭酸ガスレーザー、液体窒素療法などがあります。
左右対称性にできるモヤモヤした茶色あるいは灰色のシミです。頬骨、額、鼻の下、顎などにできます。妊娠中、更年期、ピル内服中に見られます。紫外線で、濃くなります。外用は効果が期待しにくいので、エンビロンによるホームケアは、ビタミンAを高濃度に集中してステップアップいくことが必要です。肝斑治療の基本は、トラネキサム酸とビタミンC内服です。肝斑の新治療Qスイッチヤグレーザー(medliteC6)によるレーザートーニングは、可能ならトラネキサム酸とビタミンCを2ヶ月程行ってからの施行をおすすめしています。
しわとは、紫外線や加齢により起こる真皮のコラーゲンやエラスチン繊維の変性や減少。
乾燥すると目立つ浅い細かいしわで、保湿で改善する軽いものです。
乾燥肌を肌の内側から改善させたい方、特に自分の肌に合うアンチエイジング化粧品に出会えてないデリケートなお肌の方に、エンビロンホームケアを試していただきたいです。
顔の動きにあわせてでき、加齢(紫外線を含む)によって深くなり元に戻らなくなります。ボトックスやヒアルロン酸などの注入治療が有効ですが、当クリニックでは行っていません。
◆おすすめの治療
エンビロンホームケア(アイジェル)、フォトRF(リファーム)、マトリックスIR
紫外線や加齢により起こる真皮のコラーゲンやエラスチン線維の変性や減少で現れます。
マトリックスIR(効果は、ボトックスやヒアルロン酸などの注入治療には劣ります。)
2重あご、法令線、たるみ毛穴などとして現れ、シワと同様、真皮のコラーゲンやエラスチンの変性によって起こります。エンビロンホームケアは、ビタミンAなどによるコラーゲンを増やす効果で、たるみが進むのを防ぎます。(エンビロンによるホームケアを始めて、個人的にはまず肌のハリがもどってくるのを実感しました)
当クリニックでは、痛みが少なくダウンタイムのない、フォトRF(リファーム)を行っています。進んでしまった「たるみ」は、手術でないと治療が難しいですが、「小顔効果」「引き締め効果」は期待できます。施術直後に最も効果が現れるので、大切な勝負の直前におすすめです。
毛穴の開きには、生まれつき皮脂腺が大きい「開き毛穴」、加齢に伴いしずく型に垂れ下がった「たるみ毛穴」、角栓(皮脂と角質が混ざったもの)が詰まった「詰まり毛穴」などがあります。「たるみ毛穴」は、やはりビタミンAのコラーゲンを増やす働きを期待して、エンビロンホームケアをおすすめします。フォトRF、リファームST、レーザートーニングなどの施術は、即効性を期待して行います。
「詰まり毛穴」は皮膚に優しい乳酸による角質ケア、エンビロンによるポリッシングトリートメントおよびホームケア(アクアオイル、クレイテックマスクなど)をおすすめします。強いピーリングのやりすぎは、かえってシミや乾燥を招きますので、注意が必要です。
毛穴の黒ずみは,角栓、影、毛の存在が考えられますので、上記の角栓ケア、フォトRF脱毛、産毛脱毛効果のあるフォトRFオーロラで改善することがあります。
思春期ニキビは、保険診療(アダパレン外用剤など)を中心に行います。
通常の大人ニキビは、様々なストレスによるホルモンバランスの乱れ、化粧、日頃のスキンケア、食生活など、様々な要因が複雑にからみ合っています。ビタミンAによるエンビロンホームケアを基本に、生活習慣で改善できることを探りながら、難治の方は、漢方薬などの内服も検討します。
ニキビが悪化した「焼けあと」の治療は困難ですので、ニキビを悪化させないための上記のニキビ治療、紫外線対策が大切です。抗酸化ビタミン豊富な食生活、エンビロンによるホームケアを早期から始めることで、ニキビ痕改善が期待できます。ニキビ、ニキビ痕を集中的に改善させたい方には、さらにエンビロンのトリートメント(乳酸による角質ケア、ビタミンの超音波イオン導入など)をおすすめしています。オーロラ、レーザートーニングも肌を活性化し、こもったニキビを吹き出させ、コラーゲン増加作用もあるので、ニキビ・ニキビ痕の改善効果があります。
皮膚に優しく、毛包に確実に届きやすいフォトRF脱毛を行っています。